歴史
復活も一時の思いつきかと言われていた「新・山形月報!」、さすがに2回目くらいは続く模様。今回は香港の魔窟と言われた九龍城砦をめぐる本とスマートシティ、さらにはプーチンの戦争と民主主義についてあれやこれや。さて、どんな話になるでしょうか! 以…
2022年5月26日 今回は、ウクライナ侵攻で世界の注目を集めるロシアのプーチン大統領に関連する書籍を解説! 『プーチン、自らを語る』『プーチンの世界』『ウラジーミル・プーチンの大戦略』、そしてウラジーミル・ソローキンの『親衛隊士の日』!? ぜひお読…
2022年4月28日 共訳書であるヨハン・ノルベリ『OPEN(オープン)』(NewsPicksパブリッシング)が発売目前の山形浩生さんによる書評連載「新・山形月報!」。今回は、ウクライナ侵攻を踏まえて、イワン・クラステフらの『模倣の罠』やティモシー・スナイダー…
2021年12月22日 年内最後の「新・山形月報!」。取り上げるのは、『ギャル電とつくる! バイブステンアゲサイバーパンク光り物電子工作』、藤原麻里菜『無駄なマシーンを発明しよう!』『無駄なことを続けるために』、ルスタム・カーツ『ソヴィエト・ファン…
2021年9月15日 今回の月報は、封建主義者・呉智英の新刊『バカに唾をかけろ』を論じ、次にコンピュータ・インターネットに関連する、鈴木哲哉『ザイログZ80伝説』、秋田純一『揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ』、村井純・竹中直純『DX時代に考える …
2021年7月27日 「新・山形月報!」、今回もキューバで山形さんが読んだ本についてお届け! 話題の劉慈欣『三体』シリーズ(早川書房)、そしてJ・D・バナール『宇宙、肉体、悪魔 新版』(みすず書房)、小島庸平『サラ金の歴史』(中公新書)を論じます。 キ…
2020年7月22日 今回は、関根虎洸『遊郭に泊まる』(新潮社)、木村聡『色街百景』(彩流社)、藤井誠二『沖縄アンダーグラウンド』(講談社)、本橋信宏『東京最後の異界 鶯谷』(宝島SUGOI文庫)、八木澤高明『青線』(集英社文庫)など、日本国内の思わぬ…
2020年7月15日 今回の「新・山形月報!」は、安田峰俊『さいはての中国』『もっとさいはての中国』(ともに小学館新書)や『八九六四』(KADOKAWA)を取り上げ、さらにはフェルナン・ブローデルの大著『地中海〈普及版〉』(藤原書店、1~5巻)とその関連書…
2020年7月8日 大宅壮一ノンフィクション賞と河合隼雄学芸賞を受賞した、小川さやかの話題作『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社)。今回の「新・山形月報!」は、本書を徹底読解します。重慶大厦から日本へ目を転じると、何が見えてくるので…
2020年6月1日 前回に続いて、今回もナチス関連書籍を徹底レビュー。ミヒャエル・H・カーター『SS先史遺産研究所アーネンエルベ』(ヒカルランド)、浜本隆志『ナチスと隕石仏像』(集英社新書)を取り上げます。どちらもSS(親衛隊)のオカルト的な側面に大…
2020年5月28日 今回と次回、「新・山形月報!」はナチス関連の書籍を紹介。今回は、アルベルト・シュペーア『ナチス軍需相の証言』(中公文庫、上下)、アダム・トゥーズ『ナチス 破壊の経済』(みすず書房、上下)、スティーヴン・バック『レニ・リーフェン…
2017年11月20日 今回の「新・山形月報!」は、リチャード・T・シェーファー、ウィリアム・W・ゼルナー『脱文明のユートピアを求めて』(筑摩書房)と、ミハイル・エリザーロフ『図書館大戦争』(河出書房新社)を論じます。アメリカのマイノリティ集団を描い…
2017年8月28日 お久しぶりの「新・山形月報!」、今回はナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性』『ブラック・スワン』(ともにダイヤモンド社、上下)を中心に、キャス・サンスティーン『最悪のシナリオ』(みすず書房)、レベッカ・ソルニット『ウォークス…
2016年9月20日 お久しぶりの「新・山形月報!」は、最近出たナボコフの関連書籍を徹底解説! 主に取り上げるのは、ウラジーミル・ナボコフ『記憶よ、語れ』、『見てごらん道化師を!』、『ナボコフの塊』(すべて作品社)、フランコ・モレッティ『遠読――〈世…