時評
2021年9月15日 今回の月報は、封建主義者・呉智英の新刊『バカに唾をかけろ』を論じ、次にコンピュータ・インターネットに関連する、鈴木哲哉『ザイログZ80伝説』、秋田純一『揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ』、村井純・竹中直純『DX時代に考える …
2021年7月5日 大変お久しぶりの「新・山形月報!」。今回はキューバから、大野一訳のケインズ『雇用、金利、通貨の一般理論』を皮切りに、安田峰俊『「低度」外国人材』やカルラ・スアレス『ハバナ零年』などのレビューをお届けします! おひさしぶり。 これ…
2020年7月22日 今回は、関根虎洸『遊郭に泊まる』(新潮社)、木村聡『色街百景』(彩流社)、藤井誠二『沖縄アンダーグラウンド』(講談社)、本橋信宏『東京最後の異界 鶯谷』(宝島SUGOI文庫)、八木澤高明『青線』(集英社文庫)など、日本国内の思わぬ…
2020年7月15日 今回の「新・山形月報!」は、安田峰俊『さいはての中国』『もっとさいはての中国』(ともに小学館新書)や『八九六四』(KADOKAWA)を取り上げ、さらにはフェルナン・ブローデルの大著『地中海〈普及版〉』(藤原書店、1~5巻)とその関連書…
2020年7月8日 大宅壮一ノンフィクション賞と河合隼雄学芸賞を受賞した、小川さやかの話題作『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社)。今回の「新・山形月報!」は、本書を徹底読解します。重慶大厦から日本へ目を転じると、何が見えてくるので…
2020年5月7日 本当にお久しぶりに「新・山形月報!」がカムバック! 今回は、話題作『コロナの時代の僕ら』に象徴される議論を批判的に検討。そして、『労働者の味方をやめた世界の左派政党』と『図書館巡礼』を紹介します。 事態が急激に変わるとき、人がお…
2017年12月11日 今回の「新・山形月報!」は、本のレビューの前に、村中璃子医師のジョン・マドックス賞受賞と、それに大きく関連するマスコミ報道などについて論じます。そして、キャス・サンスティーン『命の価値』(勁草書房)、ロビン・ダンバー『人類進…