Cakes連載『新・山形月報!』

経済、文学、コンピュータなどの多方面で八面六臂の活躍をする山形浩生さん。その山形さんが月に一度、読んだ本、気になる現象について読者にお届けする密度の濃いレポートです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

才能、意識、そして読書

2022年7月28日 「新・山形月報!」、今回は高野文子『黄色い本』、マシュー・サイド『才能の科学』、谷淳『ロボットに心は生まれるか』などを取り上げ、考えることと読書をめぐって綴ります。そして、今回がついに最終回なんです。お名残惜しいけど、さよう…

小説の値打ちと脱成長論の愚をめぐって

2022年6月24日 「新・山形月報!」、今回はまだ最終回ではないはずです!? 取り上げられたのは、リチャード・フラナガン、トマス・ピンチョン、ドン・デリーロ、バルガス・ジョサ、マーク・トウェインなどの作品……。さらにマイケル・ヤングの『メリトクラシー…

プーチン本はどれを読むべき?

2022年5月26日 今回は、ウクライナ侵攻で世界の注目を集めるロシアのプーチン大統領に関連する書籍を解説! 『プーチン、自らを語る』『プーチンの世界』『ウラジーミル・プーチンの大戦略』、そしてウラジーミル・ソローキンの『親衛隊士の日』!? ぜひお読…

侵攻の背後に見え隠れするロシアの思想、軍事、エネルギーと環境問題

2022年4月28日 共訳書であるヨハン・ノルベリ『OPEN(オープン)』(NewsPicksパブリッシング)が発売目前の山形浩生さんによる書評連載「新・山形月報!」。今回は、ウクライナ侵攻を踏まえて、イワン・クラステフらの『模倣の罠』やティモシー・スナイダー…